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ピットロード 1/700 日本海軍航空母艦 千歳 |
千歳型の「千歳」と「千代田」の2隻はともに1938年に水上機母艦として誕生しましたが、甲標的(特殊潜航艇) 母艦への改装を前提に計画されていました。 加えて必要になった場合は航空母艦への再改装も可能でした。 「千歳」は同年7月に呉海軍工廠にて竣工し、水上機母艦として主要な作戦に参加しました。 しかし1942年のミッドウエー海戦で正規空母を一挙に4隻も失ったことにより、同年末に予定通り空母への改装 工事に着手し、1944年1月に佐世保工廠にて完成し、航空機30機を搭載する軽空母に転身を遂げました。 完成後早速「千代田」「瑞鳳」と共に第3航空艦隊を編成し、小沢中将の機動部隊に籍を置きました。 翌年6月の マリアナ沖海戦に参加した後、続く10月のレイテ沖海戦で栗田艦隊のレイテ湾突入を助けるため、ハルゼー艦隊 を引き付ける小沢囮艦隊の一員として行動しましたが、エンガノ岬沖においてアメリカ海軍機動部隊の猛攻に さらされました。 本艦は50機あまりの艦載機の空襲により直撃弾3発を受け沈没しました。 |
製作の記録です。 |
左右分割の船体を接着してプラ版で補強し、固定用のナットを仕込みました。 |
左:艦首の手摺は埋め込み式、右:艦尾の手摺は甲板上にイモ着けですが、真鍮線で補強してます。 |
船体を塗装しました。船底の固定用ナットでL字金具を留めて左舷の艤装作業中です。 |
両弦の艤装が終わって、艦尾には搭載艇を載せました。 |
甲板の塗装に掛かります。鉄鋼甲板を軍艦色で塗ったらマスキングしておいて木甲板色をスプレーします。 |
塗装の終わった甲板に標識のデカールを貼ってます。直線を出すためにマスキングテープでガイドします。 |
船体に甲板を載せました。 |
艦載機はピットロード製クリアモールドの零式21型と97式艦攻を使います。 クリアなので醜いですが脚・零式の増槽・97式の魚雷・プロペラ(未装着)が別部品です。 |
ここからは完成品です。 |
今回はマストや空中線支柱を倒した戦闘状態で完成させました。 |
迷彩塗装されていたとの話も有りましたが、鉄鋼甲板と木甲板の塗り分けとしました。 |
木甲板にはところどころにクリアオレンジとクリアイエローを重ねてます。 |
右舷メインマストの日章旗は一回り大きなデカールが付いてましたが、 破損してしまったのでジャンクボックスから探してきました。 甲板前部のネットは現用アメリカ海軍用のエッチングパーツを流用してます。 |
艦尾の着艦標識はデカール仕上げです。 |
艦載機はグレーで墨入れ、日の丸はデカール仕上げです。キャノピー枠にはエナメルの濃緑色を墨入れしてます。 |
発艦直前の戦闘状態ですから本来は艦載機のエンジンは始動されているはずですが。。。。。 |
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