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ピットロード 1/700 日本海軍駆逐艦 綾波

「綾波」は日本海軍の期待を集めて計画・建造された吹雪型(特型)の11番艦で、1930年に完成しました。

吹雪型は在来の睦月型において1,200t前後であった基準排水量を1,680tに増大させ、魚雷発射管は6門から9門へ 、主砲は12cm砲4門から12.7cm砲6門へと強化されました。 これは同時期に建造された米英の駆逐艦を遙かに凌ぐ 強力なものでした。 「綾波」からは主砲の仰角が引き上げられて対空砲としても使えるようになり、艦橋の大 型化も行われて、特型IIとも呼ばれています。

開戦直後の12月19日、第1艦隊第13水雷戦隊に所属していた「綾波」は、「浦波」や「夕霧」と共同でオランダ 海軍の潜水艦O-20を撃沈しました。 1942年11月の第3次ソロモン海戦には第2艦隊第3水雷戦隊の1艦として 参加し、主力の前衛として行動中に突如アメリカ主力艦隊と遭遇しました。 この時、他艦が待避する中「綾波」 は単独で敵艦隊に突入し駆逐艦「ウォーク」と「ベナム」を撃沈、後から戦闘に加わった「敷波」や軽巡洋艦 「長良」とともに駆逐艦「プレストン」をも撃沈し、「グウィン」や戦艦「サウスダコタ」にも大損害を与えま した。 しかし「綾波」自身も戦艦「ワシントン」の砲撃によって火薬庫に引火し壮絶な最後を遂げました。

AYANAMI_UFL.jpg(256214 byte) 1942年の状態の綾波です。
AYANAMI_UBR.jpg(261505 byte) 5インチ主砲は6門、魚雷発射管は9門を備えていますが、対空砲は見あたりません。
開戦初期の艦隊決戦仕様ですね
AYANAMI_Hand.jpg(82286 byte) 手摺りは甲板上ではなく舷側に貼って、溶きパテとサンディングで段差を消してます。
本来必要な段差まで消してしまったような気もしますが。。。。。
AYANAMI_FUR.jpg(205281 byte) 手摺りは雲龍に続いてライオンロアのエッチングパーツを使いました。
上記のような貼り方をすることでいつもよりは真っ直ぐに貼れたように思います。
AYANAMI_LSS.jpg(271416 byte) 艦名のデカールはもともとは右読みでしたが、一文字ずつ切って左読みになるように貼りました。
AYANAMI_LFS.jpg(141404 byte) 旗のデカールは0.14mmのプラ板に貼って補強してます。
AYANAMI_BLU.jpg(226898 byte)
張り線はいつもの0.09mmハリスです。
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