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ピットロード 1/700 海上自衛隊護衛艦 はつゆき |
昭和57〜62年に12隻就役した八八艦隊用汎用護衛艦の第一陣「はつゆき」クラスのネームシップです。 海上自衛隊初のオール・ガスタービン推進艦で、限られた排水量の中にヘリコプターを含むバランスのとれた 兵装を盛り込んだのが特徴です。 7番艦までは艦橋構造物などの上部構造物にアルミ合金を使用していました が、8番艦以降はフォークランド紛争の戦訓から鋼に改められています。 搭載ヘリコプターは当初はHSS-2B でしたが、後にSH-60Jに更新されています。 就役から30年近くが経過し、新型の護衛艦の登場に伴って1番艦の 「はつゆき」は平成22年に除籍されています。 |
製作の記録です。 |
凸モールドされている甲板上の通行帯の白線と、主砲の旋回範囲を示す白線を面相筆で塗装します。 |
この白線を残すようにして甲板色としてピットロードのPC2、通行帯内部はMr.カラーの339を塗ります。 甲板後部のヘリコプター甲板の支柱は0.45mmの銅線で再現しました。 手摺りを接着するための支えとして要所要所に0.28mmの真鍮線を立ててやります。 艦尾のプロペラガードも0.28mmの真鍮線で作りました。 |
中央構造物の甲板部品ですが、チャフディスペンサーのための張り出しを前進させるよう組説に指示されています。 オリジナルの部品(左上)から張り出しをカット(右上)して、プラ板から切り出した張り出しを接着します(左下) イモ付けでは強度に不安がありますので、エッチングパーツのランナーをカットした帯板で裏面を補強しました。(右下) |
マストはトラス構造が再現されていますが、前後面の横桁がありませんので伸ばしランナーで追加しました。 |
ヘリ甲板の標識モールドは削り取って、ベアトラップのレールは彫りこみました。この後で標識デカールを貼ります。 落下防止用ネットのエッチング部品の接着を補強するための支柱を0.28mmの真鍮線で取り付けました。 |
上部構造物とヘリ甲板を組み付けて、やっとフネらしい姿になりました。 |
SH-60ヘリコプターのローターが厚すぎる(左)ので基部を残して0.14mmのプラ板でブレードを置き換えました(右)。 |
ここからは完成品です。 |
ヘリコプターを作って、張り線を行って完成しました。 |
仕上げに半光沢クリアーをスプレーして乾燥する前に艶消しクリアをスプレーしました。 |
ホイップアンテナは0.28mmの真鍮線の先端を尖らせて作りました。 |
艦尾の旗は紙にデカールを貼って補強してやりました。 |
主砲は口径76mmの単装砲です。 砲口はピンバイスで開口してあります。 |
比較的小さなフネですが、ヘリコプター格納庫も持ってます。 |
ヘリコプターのメインロータブレードは薄く出来ましたが、却ってテイルローターの厚さが目立ってしまいました。 |
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