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DRAGON 1/700 DD-979 USS CONOLLY |
コノリー(DD-979 CONOLLY)はアメリカ海軍のスプルーアンス級駆逐艦です。 本級は第二次世界大戦から使用さ れてきたアレン・M・サムナー級駆逐艦やギアリング級駆逐艦の後継艦として第二次大戦後初めて本格設計され たアメリカ海軍の水上戦闘艦で、これまでの蒸気タービンに替わり、初めてガスタービンが採用されています。 就役後の装備の追加や近代化改修に対応し易いように余裕を持った設計が行われており、基準排水量が6,000t近 くありながら、開発された当初は兵装が5インチ砲2門にアスロック発射機、短魚雷発射管、それにヘリコプター 2機のみという貧弱なものでした。 しかし大型で余裕のある船体は船体の騒音によるソナーの探知能力低下を最 小限に抑えることに寄与し、また、ファランクス、シースパロー、ハープーンの順次追加や、アスロック発射機 をアスロックやトマホークが発射可能なMk41VLSに換装するなどの各種近代化改修が行われました。 こうした成 長性の高さゆえに、1番艦の就役(1975年)から全艦の退役(2005年)まで、30年の長きにわたってアメリカ海 軍の一線で使用され続けました。 なお、近代化改修後の満載排水量は8,000tを超えています。 本級の船体にはブロック建造を可能にする非常に単純なラインが採用されておりますので、その量産効果によっ て建造のペースが上がり、6,000t以上の艦にも拘わらず非常に速いペースで建造が進められていきました。 スプルーアンス級はキッド級ミサイル駆逐艦やタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦の基礎となった艦でもあります。 他にも船体を基に軽空母や、ヘリ搭載能力を重視した対潜艦もバリエーションとして検討されていましたが実現 はしませんでした。 |
分類は駆逐艦ですが、巡洋艦で十分に通じる大きさです。 |
ヘリ甲板の落下防止ネットや手摺りの大半は、ライオンロアのエッチングパーツを使いました。 |
ホイップアンテナは0.28mmの真鍮線で、モーターツールで先端を尖らせてあります。 位置は推定です。 |
ヘリ甲板や船首、船尾のデカールを貼る甲板はモールドを削り落としてあります。 |
旗索は白で、空中線は黒で張り線しました。 |
前後の主砲の砲口は0.3mmで開口してあるんですが砲身を黒で塗ったらでは良く分からなくなりました。 |
収納時のことを考えて、飾り台は可能な限り低くしました。 艦名はデカールです。 ブラケットは開通させてスクリューシャフトを0.6mmの洋白線に置き換えてました。 |
マスト部品のステーの隙間は左のように埋まっていましたので、右のように肉抜きしてやりました。 |
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