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Revell 1/72 ノースアメリカン X-15 |
X-15は1960年代にノースアメリカン社によって3機が製作されています。 この機体は安全に、音速の6倍を超える 速度と10万フィート(約3万メートル)に到達する有人機が製作できることを検証することが目的でした。 小さな機体に多量のロケット燃料を搭載していましたので、X-15は改造されたB-52の主翼に吊り下げられて離陸 し、空中で切り離される設計になっていました。 これにより燃料の殆どを速度と高度の試験を行うために使う ことができました。 最初の滑空試験は1959年の7月24日で、1959年9月17日に行われた最初の動力飛行で音速の2倍に達しました。 1967年の10月に計画が終わるまでに199回の飛行が行われ、最高速度は時速4,520マイル(音速の6倍)、最高高度 は354,200フィートに達しましたが、X-15が自力で離陸する機体では無いために、これらは非公認の世界記録と されています。 X-15の2号機は1962年11月9日に着陸事故で殆ど破壊されましたが、胴体を延長したX-15A-2として再製作され、 動力飛行時間を伸ばすための二つの巨大な燃料タンクを吊り下げられるようになりました。 X-15の199回に及ぶ実験はスペースシャトルの開発を成功に導くことに大いに貢献しました。 |
製作の記録です。 |
パネルラインが凸なので、彫り直しました。 増槽は左右を接着してから彫ってます。 |
コクピットのベルトはモールドを塗ったのみで、インパネもデカールが有りませんので塗装です。 |
胴体の上半分と主翼の間に隙間ができますのでプラ棒で埋めました。 |
機体の塗色指定は艶消し黒でしたが、ミッドナイトブルーを塗ってます。 黒で墨入れしましたが、これじゃ見えませんので。。。。。 |
薄いグレーで墨入れし直しました。 |
ここからは完成品です。 |
X-15A-2として完成させました。 |
デカールは良質でシルバリングも無く、よく馴染んでくれてます。 |
ボックスアートを参考して機首先端は銀色にしました。 |
垂直尾翼だけがこんなに分厚いのは何故でしょうね。 |
コクピットは右側のみ窓になってます、この機体の目的からすればこれでもいいのかもしれません。 |
ドーリーに乗った状態では増槽と地面とのクリアランスは僅かしか有りません。 |
排気口の左右にはダンプ用の排出口が突き出ています。右側が水素、左側がアンモニアです。 |
こんなスタンドも付属していましたが、前脚が出ていては興ざめですね。 |
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