前に戻る 案内所に戻る

アオシマ 1/32 JAXA 小惑星探査機 はやぶさ

工学実験探査機「はやぶさ(MUSES-C)」

所属:宇宙科学研究所(ISAS) 現 宇宙航空研究開発機構(JAXA)

国際標識番号:2003-019A

目的:再突入カプセル及びサンプル採集装置の実証
   サンプルリターン技術の確立
   イオンエンジンによる惑星間航行の実証
   自律的航法と誘導による小惑星への接近・着陸

観測対象:小惑星イトカワ(25143 Itokawa)

打ち上げ機:M-Vロケット 5号機

   打ち上げ日時:2003年5月9日 13時29分25秒
   イトカワ到着日:2005年9月12日(地球との距離は約3億2000万km)
   地球帰還日時:2010年6月13日 22時51分(日本時間)ころ


製作の記録です。
MUSES-C_BOX.jpg(172221 byte) 衛星本体を箱組みして、接着線をパテ埋めしました。 上面のパネルも接着したかったんですが、
太陽電池パネルのステーを挟まないといけないので、後回しです。
MUSES-C_Gold.jpg(320376 byte) 衛星本体を金色で塗装しました。仏具みたいですが。。。。。。。。。
スプレーを使いたいところですが、手に入らなかったので、筆塗りです。
MUSES-C_Panel.jpg(275854 byte) 太陽電池パネルの下塗りで銀色をスプレーしました。
MUSES-C_BlueP.jpg(352178 byte) 電池パネルの塗装指示はキャラクターブルーですが、ここでは銀地の上にエナメルのクリアブルーを塗ってます。
セル間の区切りのラインを強調したかったので、凸部の塗装を剥がそうとしたんですが、これが上手くいきません。。。。
止む無く、本来凸のラインを凹に彫り直して、墨入れすることに作戦変更です。
MUSES-C_PLine.jpg(340912 byte) 折角塗ったクリアブルーを全部剥がして、区切りの線を凹に彫り直して、再び銀色をスプレーしました。
部分的には補整が必要なようですが、何とかなりそうです。
これだけ、筋彫りをいれると内部応力が開放されるんでしょうか、パネルが反って
しまいましたので、この暑いのにヘヤドライヤーで暖めて、反りを修正しました。

ここからは完成品です。
MUSES-C_FUL.jpg(196615 byte) 太陽電池パネルはMr.カラーのクリアブルーを塗ったんですが、どう見てもグリーンにしか見えないので、
止む無く塗装を全て剥がして、318番のブルー(ブルーエンジェルスカラー)を塗って、銀色で墨入れしました。
MUSES-C_UBR.jpg(209898 byte) パラボラアンテナは本来網目構造ですが、くり抜くなんて出来ませんし、墨入れも難しいので、白を塗ったのみです。
たとえエッチングパーツがあってもパラボラに組むのも難しいと思いますが。。。
MUSES-C_BUR.jpg(194859 byte) 「はやぶさ」の銘板の近くにぽつんと有るのはMINERVA(小型ローバ)です。
MUSES-C_LFS.jpg(110472 byte)
ドーム状に出っ張っているのがサンプル回収のカプセルで、大気圏突入の前に切り離されました。
一本足のように見えるのがサンプル採取用の装置です。
MUSES-C_RBS.jpg(121273 byte) 四角い出っ張りの前に四つ見えるのがイオンエンジンの噴出口です。。
MUSES-C_DD.jpg(183378 byte) 下側です。パネルのこちら側の凸ラインはシコシコと途膜を削って下地を出してやりました。
姿勢制御用スラスターの噴出口はピンバイスで開口してあります。

製作の記録の先頭に戻る

完成品の先頭に戻る

前に戻る 案内所に戻る