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アオシマ 1/72 JAXA 月周回衛星 かぐや

月周回衛星「かぐや」は宇宙航空研究開発機構(JAXA)が日本時間2007年9月14日10時31分01秒に打ち上げた月探査機です。 この計画の主な目的は、月の起源と進化の解明のための科学データを取得することと、月の周回軌道への衛星投入や軌道姿勢制御技術の実証を行うことでした。

「かぐや」には14種類のミッション機器が搭載され、アポロ計画以来最大規模の本格的な月の探査を行いました。 ハイビジョンでの映像や、その他さまざまなデータを収集し、これまで以上に詳細な月の観測運用を行った「かぐや」は2009年6月11日に月の表側に制御落下し、その運用を終了しました。

製作の記録です。
SELENE_Z11.JPG(39746 byte)

小衛星の太陽電池パネルの塗装前パーツです。各セルが凸のラインで区切られています。、
SELENE_Z12.jpg(41937 byte)

この区切りに銀を乗せたいので、全体を銀で塗ってセルの凹部分にエナメルのブルーを流します。
水平にして乾燥させたいので一面ずつ塗ってます。
SELENE_Z13.jpg(315671 byte)
本体衛星のパネルも同様に塗装しましたが面積が広いのでムラが目立ちます。
一様な薄い塗膜を作るのは難しいです。 SELENE_Z14.jpg(285519 byte)
本体衛星は六面の箱組です。接合部に段差が出るので摺り合わせましたが、
不十分だったため、組んだ後で溶きパテのお世話になる羽目になりました。 SELENE_Z15.jpg(271823 byte)
全体を黒で塗って、マスキングして金や銀を塗ってます。
マスキングテープの糊が弱かったのか何箇所かのエッジに染み込みが出てしまいました。

ここからは完成品です。

SELENE_UFR.jpg(157777 byte)
スタンドと銘板を作って完成です。ちなみに写真手前側が前面です。 SELENE_UBL.jpg(152551 byte)
太陽電池パネル背面は艶消しクリア、その他には光沢クリアをスプレーしました。 SELENE_TTL.jpg(106460 byte)
四方に伸びる金属棒?は月レーダーサウンダーアンテナで、写真右手(前方)に伸びているのが月磁場観測装置です。 SELENE_RUS.jpg(137855 byte)
観測装置はこの面に集中しています。 SELENE_RUF.jpg(148195 byte)
人工衛星ですから非対称でも何ら問題ありませんが、太陽電池パネルが片側一枚だとやはり違和感が有ります SELENE_BUR.jpg(160714 byte)
ドラム?型の子衛星を2機搭載してます。向かって右がリレー衛星、左がVRAD衛星です。
ともに本体が周回観測軌道に入る前に切り離されます。 SELENE_BLS.jpg(106780 byte)
ハイゲインアンテナの向きを前から後に変えてみました。旋回では無く俯角を変える方式です。 SELENE_DRF.jpg(130193 byte)
スタンドで衛星本体はまあまあ保持できますが、パネルの保持はもう少しなんとかして欲しいです。

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