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ITALERI 1/72 ショート サンダーランド Mk.I

ショート サンダーランドは第二次大戦を通じて最も有名な水上機です。 本機は1938年の末にイギリス空軍沿岸司令部で任務に就きました。 1930年代を通じて水上輸送機の生産で名を馳せたショート社の技術は海上の偵察や哨戒任務に適した頑健で信頼性の高い機体を誕生させました。

1,065馬力のブリストル ペガサス空冷エンジン4基と頑丈な機体構造は悪天候下での長距離任務であっても、それに適応できる能力を実現しました。 本機は爆雷を含む攻撃兵装を搭載できましたので、大西洋の戦闘における対潜水艦任務に展開され、ドイツ海軍の対Uボートに戦闘で大きな成果を挙げました。

製作の記録です。
Sunderland_I_Z11.jpg(69706 byte)
計器がモールドされた部品にインパネのデカールを貼るか、計器のモールドを削った部品に
メーターのみのデカールを貼ってエッチングを被せるかの選択式でしたので、後者にしました。 Sunderland_I_Z12.jpg(143492 byte)
Sunderland_I_Z13.jpg(24908 byte)
パイロットのシートベルトとシートの後ろのパーツは付属のエッチングパーツです。
コックピットの後ろの区画のシートのベルトはドラフティングテープです。
飛行艇ですので錨も装備してます。
Sunderland_I_Z14.jpg(144256 byte)
主翼の下の部屋は爆弾室です。この後、胴体の前後の銃座を挟みつつ胴体左右を接着します。 Sunderland_I_Z21.jpg(83880 byte)
回転軸は1.3mm、軸受は1.8mmの真鍮パイプです。
回転軸の長さをミスったのでストッパーを付けるために0.5mmの金属線で軸を延長しました。 Sunderland_I_Z31.jpg(82547 byte)
コンポーネント毎に組み立てて迷彩の境界を書き込みました。 Sunderland_I_Z32.jpg(92356 byte)
ラウンデルを避けるように塗りました。主翼上面と胴体はパネルラインと関係無いラインで分割されてます。
普通なら主翼と胴体で十の字にして、この接着線を処理してから塗装するんですが、
これだと大きすぎて作業し難いので接着線に最寄りのラインの内側を避けてバラバラのまま塗装しました。
デカールを貼ってから十の字にして、接着線を処理してラインの内側を塗装します。
主翼と胴体はセロテープで仮留めしているだけです。

ここからは完成品です。クリックすると大きなサイズで見ることができます。

Sunderland_I_UFL.jpg(312397 byte)
デカール貼って、クリアコートして、全体を組み上げて、空中線を張って完成です。 Sunderland_I_UBR.jpg(304275 byte)
1940年スコットランドの第210中隊のマーキングです。 Sunderland_I_RUF.jpg(286117 byte)
全長が約36cn、全幅が約47cmの大きな機体です。黒で墨入れしてからマルチグレーでウォッシングしました。 Sunderland_I_RP.jpg(138962 byte)
4基の1,065馬力 ブリストル ペガサスエンジンで回しております。 Sunderland_I_LBU.jpg(118367 byte)
排気管周りはメタリックの銅色を塗りました。
左翼内側のエンジンのみ排気を一旦主翼内に引き込んで、主翼上面から出してます。 Sunderland_I_RSF.jpg(115549 byte)
各主翼下には4発の爆弾がぶら下がってます。普段は機内に引き込まれていて爆弾架がレールでスライドします。 Sunderland_I_LSF.jpg(113290 byte)
上の右舷側の画像では、爆弾の引き込みハッチを閉じてますが、左舷側は開けてみました。 Sunderland_I_LFU.jpg(85322 byte)

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