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MONOGRAM 1/39 ライト兄弟 ライトフライヤー号

ライトフライヤー号はウィルバーとオーヴィルのライト兄弟が開発した世界で初めて飛行に成功した航空機です。 本機は1903年12月17日に冬の間は風が強いノースカロライナ州キティホーク南約6.4kmのキルデビルヒルズ付近で初飛行しました。

この初飛行より以前に気球やグライダー、飛行船による飛行の前例はありましたが、本機を展示しているスミソニアン博物館では 「最初の動力付きでパイロットが搭乗して継続的に飛行し機体を操縦することに成功した空気より重い空飛ぶ機械」と説明しています。

このキットは1958年3月に初めてモノグラムから発売されたものの復刻版で、当時のモノグラムの標準 の箱にサイズを合わせるためスケールは1/39という半端な数字になってます。

製作の記録です。
WRIGHT_FLYER_Z11.jpg(128214 byte)
プロペラ周りは左のように軸にプロペラを通す設計でした。ストッパーだけ追加しようかと思いましたが
ガタが大きいので、右のように軸打ちした1.3mmのパイプでプロペラ軸の先を置き換えて、
プロペラ側は内径1.35mm/外径1.8mmのパイプを埋めました。ストッパーも1.8mmパイプです。 WRIGHT_FLYER_Z12.jpg(184378 byte)
昇降舵と方向舵のユニットを組み立てました。昇降舵には操作ケーブルを追加してます。
方向舵は組説に従って支柱間のランナーを残したまま組み立ててます。 WRIGHT_FLYER_Z13.jpg(132856 byte)
エンジンとプロペラ軸支柱と翼間支柱を2本だけ付けて、主翼の上下を合体します。 WRIGHT_FLYER_Z14.jpg(49947 byte)
翼間支柱を全て組み付けて、張線しました。 WRIGHT_FLYER_Z21.jpg(68085 byte)
脚立、離陸用カタパルトのレール、台車もパーツ化されてます。
レールは開封時にしなってました。温めながら修正したんですが折れてしまったので結合用に軸打ちしました。

ここからは完成品です。クリックすると大きなサイズで見ることができます。

WRIGHT_FLYER_UFL.jpg(225252 byte)
主翼に昇降舵と方向舵を結合し、パイロットを乗せて完成です。 WRIGHT_FLYER_UBR.jpg(243556 byte)
Kitty Hawkのペナントが入ってました。 WRIGHT_FLYER_PBR.jpg(198672 byte)
水冷直列4気筒の12馬力で回してます。WEBで調べたところ排気量は4,000ccとなってました。 WRIGHT_FLYER_RUF.jpg(141676 byte)
パイロットの右側に有るのがエンジンです。
主翼前方中央の支柱に付いている黒いラジエーターとは赤い配管でエンジンと繋がっています。 WRIGHT_FLYER_LUF.jpg(112197 byte)
レールに台車、その上に機体を乗せて離陸体制です。脚立は傾き防止に使いました。 WRIGHT_FLYER_LFS.jpg(150254 byte)
パイロットは弟のオービル ライト、追いかけながら帽子を振っているのが兄のウィルバー ライトです。 WRIGHT_FLYER_RUB.jpg(122272 byte)
スミソニアン博物館のページの画像を見るとプロペラは金属製のようでしたので銀色に塗ってます。 WRIGHT_FLYER_RFS.jpg(116683 byte)
帆船 USCG EAGLEを作った時に余ったリギング用の糸で張線しました。

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