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プラッツ 1/144 フォッケウルフ Fw190D-13/R11

雑誌スケールアビエーション2005年9月号の付録キットです。

BMW801空冷エンジンを搭載したFw190Aは、その強力なエンジンのおかげで搭載量が多く地上攻撃機としても優秀でしたが、戦闘機としては高高度性能の向上が求められていました。 そのためにTa152の開発が始まりましたが、これが遅れ気味であったため、A型とTa152の間を繋ぐ機種としてD型が開発されました。 D型の最初の量産型であるD-9のエンジンはは1段2速過給器付のJumo213Aでした。 武装はFw190A-8のそれをほぼ引き継いで機首上部に2門のMG131 13mm機関銃と主翼付け根に2門のMG151/20E 20mm機関砲を搭載しましたが、重量軽減のために外翼武装は撤去されました。

さらに高空性能を向上させるために2段3速過給器付のJumo213Fを搭載したD-12が登場しました。 D-12はMK108 30mm機関砲をプロペラ軸内砲(モーター・カノン)として搭載したD型の本命で、機首上部の武装は撤去されました。 しかし連合軍の爆撃でMK108の供給が困難になったためモーター・カノンをMG151/20Eに換装した機体がD-13です。 これに自動操舵装置や着陸誘導無線機等の悪天候用の装備を追加したD-13/R11が量産されることになりました。

製作の記録です。
Fw190D-13_144.jpg(87329 byte)
成形はプラッツ、デカールはカルトグラフです。
Fw190D-13_144_Z11.JPG(11167 byte)

主脚カバーのタイヤの部分を薄く削ります。
Fw190D-13_144_Z12.jpg(35958 byte)
飛行姿勢にするために脚は収納した状態にしますが、タイヤも切ったり削ったりしてます。 Fw190D-13_144_Z13.jpg(42696 byte)
コックピットを塗って、プロペラ軸のストッパーを挟んで胴体左右を接着します。 Fw190D-13_144_Z14.jpg(192393 byte)
今回は塗装して墨入れしてから、デカールを貼りました。
Fw190D-13_144_Z15.jpg(21679 byte)

プラ棒と光硬化パテでパイロットをでっち上げました。

ここからは完成品です。

Fw190D-13_144_UFR.jpg(96141 byte)
つや消しクリアをスプレーし、ウェザリングして、空中線を張って完成です。 Fw190D-13_144_UBL.jpg(85468 byte)
第6戦闘航空団本部フランツ・ゲッツ少佐乗機のマーキングです。 Fw190D-13_144_LUF.jpg(81762 byte)
上面はRLM75の単色です。RLM82とRLN83で激しく迷彩されていたとの説も有りますが、
オリジナルの塗装かどうか不明ですし、このスケールでは難しいので単色としました。 Fw190D-13_144_DWN.jpg(181093 byte)
下面の胴体と補助翼はRLM76、主翼は無塗装銀地に上面のRLM75が回り込んでいます。 Fw190D-13_144_P.jpg(69243 byte)
ユンカースJumo213Fの2,060馬力で回しております。
ここから先の画像はクリックすると大きなサイズで見ることができます。 Fw1900D-13_144_LFD.JPG(103328 byte)
スピナーの渦巻は、渦巻本体はデカールを使い、先端のみ塗装しました。 Fw1900D-13_144_RBD.JPG(88028 byte)
ピトー管は先端を折ってしまったので0.19mmの針金で補修しました。 Fw1900D-13_144_RFS.JPG(87440 byte)
排気汚れはタミヤウェザリングマスターのススです。 Fw1900D-13_144_LBU.JPG(99102 byte)

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