ACADEMY 1/72 ボーイング B-17G フライングフォートレス
1935年のアメリカ陸軍の多発爆撃機の競争試作にボーイング社も参加しました。 ボーイング社はこの競争試作に自社の資産と資金で参加しましたので、同社にとって大きな賭けになりました。 しかし、これまでの双発エンジン爆撃機に替わって、より大きく、より高速な機体が主流になるというボーイング社の予見は的中しました。
1935年から生産が終了する1945年の4月までの間にB-17シリーズは総数で12,726機が生産されました。 シリーズの最終生産型で最も多く生産されたのがB-17Gで、全バージョンを通じて爆弾搭載量は最大、航続性能も最長でした。 B-17Gは数え切れない空襲で、ドイツに占領されたヨーロッパに大きな損害をもたらしナチス・ドイツの生産能力を荒廃させました。
製作の記録です。爆弾倉とコックピットを組みました。機首の爆撃手席は胴体に組み込んでから作業します。
中身を組み込んで、銃座を挿みながら胴体の左右を接着します。
赤い帯、防氷装置の黒、防眩塗装の黒とオリーブドラブを塗りました。
窓は内側からはめ込む構造ですので、窓の周囲を先に銀で塗ってから窓をはめて胴体を接着しました。
主翼と水平尾翼は仮組み状態です。
色調を変えたり、スプレーを使ったりで銀色を塗りました。
左はプロペラ周りのキットパーツで、それを仮組したのが中央ですが。。。。
プロペラ軸のストッパーを奥まった所で接着するのを避けたかったので
右のように虫ピンで軸を延長して、プラ板を加工したストッパーを外部で接着できるようにしました。
ここからは完成品です。
ウェザリングして組み上げて、空中線を張って完成です。
所属部隊等の詳細は不明です。
ここから先の画像はクリックすると大きなサイズで見ることができます。
ライト R-1820-97の1,380馬力×4で回しております。
胴体は全て筆塗りです。
主翼と水平尾翼は、暗めの銀は筆塗りですが、通常の銀はスプレーしてからブラッシングしてます。
排気汚れはウェザリングマスターのススです。