ACADEMY 1/72 フォッケウルフ Fw190A-8
1937年秋にドイツ航空省はBf109戦闘機と並んで使える新型機の設計を航空機メーカーに要求しました。 フォッケ・ウルフ社はこの要求に対して液冷式エンジン搭載機と空冷式エンジン搭載機の計画案を提出しました。 液冷型の方はBf109と同じDB601でしたので、DB601の量産に万一問題が発生しても、その影響が出ないように航空省は空冷型での開発を命じました。 Fw190は後に液冷式エンジンを搭載したD型やTa152に発展していきますが、空冷式エンジンを搭載して最多の8,334機が生産されたのがFw190A-8です。
本機は主翼に20mmのMG151を4門、胴体に13mmのMG131を2門搭載し、以前の型よりも機内燃料タンクの容量が100リットル増加されています。
製作の記録です。虫ピンで回転軸、3mmパイプと開口した2mmプラ棒で軸受を作ります。
インパネのパーツは右下の画像のようにメーターが三つのみ凸モールドされてましたので、
0.3mmプラ板を1mm径で打ち抜いてメーターを増やしました。
胴体後部の赤の帯はデカールも有りましたが、塗装しました。
この帯をマスクして上面の迷彩色を塗りました。
ちなみに、水平尾翼の左右を区別するために左舷の接着用ベロに赤を塗ってます。
デカールを貼って、士の字にして半光沢クリアをスプレーしました。
ここからは完成品です。
ウェザリングして、キット付属のキューベルワーゲンも組み立てて完成です。
1944年4月の第26戦闘航空団第II連隊所属ハインツ・ベール大尉搭乗機のマーキングです。
水メタノール噴射のMW-50付きBMW801D-2エンジンの1,700馬力で回しております。
黒で墨入れして、拭き残してから、グレーでフィルタリングしました。
スピナーの渦巻きはデカールが貼れましたが、短かったので塗装で延長してます。
排気口直後のパネルはウェザリングマスターのススをこすり付けてます。
上の画像はクリックすると大きな画像を見ることができます。
胴体も主翼も銃口は開口してやりました。
上の画像はクリックすると大きな画像を見ることができます。
尾翼のハーケンクロイツのデカールは付属して無かったので、別売りを使いました。
キューベルワーゲンは勿論機体と同じスケールの1/72ですが、流石に小さいです。