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RODEN 1/72 ソッピース F.1 キャメル

数多くの航空機が第一次世界大戦に参戦しましたが、ベスト中のベストと呼ぶのに相応しいのはたった2機種でした。 その一つはドイツのフォッカー(Fokker)D.VIIで、もう一つは連合国軍のソッピースF.1 キャメル(Sopwith F.1 Camel)です。

1916年の中頃、イギリス航空隊(RFC)の最新機種はソッピース・パップ(Sopwith Pup)でした。 パップの性能はそこそこでしたが、武装がヴィッカース機関銃一丁のみであることが問題でした。 当時、ドイツ軍の新機種はすでに二丁の機関銃を搭載していました。 Royal Aircraft Factory(R.A.F.)は二丁の機関銃を装備した戦闘機の要求に最初に応えてS.E.5を開発しましたが、ソッピース社はパップの設計を改善することを決定しました。

1916年12月22日に完成した新型機の試作機はパップに似ていましたが、二丁の同調型ビッカース機関銃と強力な110馬力のエンジンを搭載していました。 Camel(らくだ)と名付けられたこの新型機は1917年の夏に配備されて伝説の機体になりました。 戦争の期間を通じて本機は他のどの戦闘機よりも多い1,294機の敵機を撃墜し、,000機以上が生産されました。

製作の記録です。
Camel_Z11.jpg(160273 byte)
コックピットは適当に塗り分けて、ドラフティングテープでベルトを追加しました。
Camel_Z12.jpg(30054 byte)

プロペラとエンジンの回転軸は0.8mmの真鍮線、
軸受とストッパーは外径1.2mmの真鍮パイプです。
Camel_Z13.jpg(15306 byte)

尾翼はイモ付ですので、0.28mmの金属線で補強します。
金属線は水平尾翼を貫通して垂直尾翼まで入ってます。
Camel_Z14.jpg(113644 byte)
胴体・尾翼・下翼と主脚柱を組み付けて、尾翼周りと主脚周りの張線を行いました。 Camel_Z15.jpg(127114 byte)
上翼を組み付けた後では作業しにくい箇所の張線を接着しておきます。 Camel_Z16.jpg(103941 byte)
翼間張線の最後の8本を接着中です。
上翼の胴体側の穴からハリスを通して、下翼の翼間支柱取り付け位置で折り返して、上翼の外側の穴に通してます。

ここからは完成品です。

Camel_UFR.jpg(151306 byte)
上翼上面と下翼下面を塗装、ウェザリングして完成です。 Camel_UBL.jpg(149842 byte)
1918年2月、William Barker大尉の乗機のマーキングです。 Camel_LUF.jpg(133303 byte)
タミヤのウェザリングマスターのサンドを軽くこすりつけてます。 Camel_P.jpg(107030 byte)
ル・ローヌエンジンの110馬力で回しております。パイロット無しで低空飛行中?。。。
ここから先の画像はクリックすると大きなサイズで見ることができます。 Camel_FLU.JPG(126832 byte)
張線は0.074mmのハリスを黒く塗って使いました。 Camel_RUF.JPG(185546 byte)
機首とカウリングは下地に黒を塗って、その上にクリア分の少ない銀を塗ってます。 Camel_LSF.JPG(118659 byte)
方向舵のトリコロールはデカールは使わずに塗装してます。 Camel_RSB.JPG(109829 byte)

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