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ハセガワ 1/72 イギリス空軍 モスキート FB Mk.VI

モスキートFB Mk.VIはF Mk.IIから発展した戦闘爆撃機型で、モスキートの各型の中で最も多く生産されました。 外観上の特徴は、機首に機関銃を4挺、胴体下面に機関砲を4門、前方の機関砲点検扉と後方の爆弾倉ドアを分割、さらに主翼下面のラックに爆弾2発を懸吊できるようになった点です。 原型機はB Mk.IVシリーズIIをベースに製作され、1942年6月1日に初飛行し1943年2月に生産型1号機が完成しました。 マーリン21または23エンジンを搭載した最初の113機がFB Mk.VIシリーズIとして1943年5月から配備が開始され、これに続いて生産されたより高性能のマーリン25を装備する2,000機あまりの機体はシリーズIIとして1943年末から配備が開始されています。

シリーズIIでは胴体爆弾倉内に500ポンド爆弾2発が搭載可能になり、主翼下面には500ポンド爆弾を懸吊するかロケット弾発射レールを4本ずつ計8本装備して、25または60ポンドロケット弾を搭載することができました。

FB Mk.VIは昼間および夜間戦闘爆撃機、レンジャー機、長距離戦闘機としてヨーロッパや中東、極東と広い範囲で活躍し、その実力を発揮しました。

製作の記録です。
MOSQUITO_FBVI_Z11.jpg(79412 byte)
インパネはデカールです。複座ですが段違いのサイドバイサイドに配置されてます。 MOSQUITO_FBVI_Z12.JPG(58785 byte)
機関砲と機関銃は開口しなくちゃということで。。 MOSQUITO_FBVI_Z13.jpg(226966 byte)
いつもの真鍮パイプとロッドで回転機構を作りました。スピナ後端とカウリング前端は僅かに隙間を開けてます。 MOSQUITO_FBVI_Z14.jpg(177535 byte)
上面と下面の塗り分けはボケ無しのようで、直線部分が長いのでマスキングしました。
MOSQUITO_FBVI_Z21.jpg(22112 byte)

翼端灯のクリアパーツは、そのままだと扱い難いのでセロテープを持ち手にしてます。
電球部をドリルで彫り込んでクリアカラーを流しました。
MOSQUITO_FBVI_Z22.jpg(16226 byte)

キャノピーは枠との境界が凹モールドでしたので、墨入して見やすくしてマスキングします。

ここからは完成品です。

MOSQUITO_FBVI_UFL.jpg(156650 byte)
1945年のイギリス空軍 バンフ・ストライク・ウィング 第143中隊所属機で仕上げました。 MOSQUITO_FBVI_UBR.jpg(135327 byte)
バンフ・ストライク・ウィングはスコットランド北東部のバンフでコースタルコマンドの飛行隊
によって編成され、ノルウェー近海のドイツ船舶、Uボートや港湾施設の攻撃に活躍しました。 MOSQUITO_FBVI_P.jpg(126595 byte)
ロールス・ロイス・マーリン25エンジン(1,640馬力)×2基で回しております。 MOSQUITO_FBVI_RUF.jpg(147394 byte)
スピナーの白い帯と先端白はもう少し狭いのが正解のようです。 MOSQUITO_FBVI_LUF.jpg(42107 byte)
機体を水平にして撮影してみました。 MOSQUITO_FBVI_BUL.jpg(34447 byte)
デカールは少し黄変してましたので、可能な限り余白を切ってます。
しかしマークソフターは良く効きましたので、ラウンデルにも墨入できました。 MOSQUITO_FBVI_D.jpg(195485 byte)
爆弾倉の後半には500ポンド爆弾を吊るしてます。ロケット弾の先頭部の赤は脚色です。 MOSQUITO_FBVI_FRS.jpg(30527 byte)
排気煙による汚れはタミヤ・ウェザリングマスターのススを擦りつけてます。 MOSQUITO_FBVI_LSF.jpg(31946 byte)

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