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アオシマ 1/72 日本陸軍 五式戦闘機/ファストバック

五式戦闘機(キ-100)は三式戦闘機(キ-61)の液冷式エンジンを信頼性の高い空冷式ハ-112-IIに換装した機体で、 日本陸軍最後の制式戦闘機として大戦末期に活躍し、陸軍戦闘機隊の最後を飾りました。昭和19年春にエンジン を換装する試作が開始され、10月にキ-100の名前で機体の試作が開始されました。12月末には設計が完了し、 翌年1月に初号機が完成しました。その後の改良を経て2月から五式戦闘機として制式採用されました。

月産200機を目標に2月から生産が始まりましたが空襲により工場設備が破壊されるなどで、生産総数は400機程度 とされています。初期はファストバック型風防でしたが、後に後方視界改善のために涙滴型風防が装備されまし た。ファストバック型風防の機体は一型甲、涙滴型風防の機体は一型乙と称されましたが、これは制式名称では ありませんでした。

製作の記録です。
Ki-100I_Z11.JPG(24754 byte)

プロペラ回転のアッセンブリーです。
軸の抜け防止のストッパーにするために軸の終端を曲げてやりましました。
Ki-100I_Z12.jpg(30871 byte)
カウルフラップ縁を薄く削りました。左が加工前、右が加工後です。
Ki-100I_Z13.jpg(44975 byte)

カウルフラップの内側からは排気管が顔を出すんですが、ここはピンバイスでザグリを深くしました。
今度は左が加工後、右が加工前です。
Ki-100I_Z14.jpg(20363 byte) Ki-100I_Z15.jpg(24022 byte)
インパネはデカール無しですので、メーターに青竹色を塗りました。
パイロットを乗せる予定ですのでシートベルトはパスしました。 Ki-100I_Z16.jpg(226603 byte)
デカールも付いてましたが、識別帯と警戒線、機体後部の白帯は塗装しました。
機体色の塗装に備えて、マスキングしました。機首とコックピットは下面のスプレーに備えてのマスキングです。

ここからは完成品です。

Ki-100I_UFL.jpg(144831 byte)
上面ダークグリーン、下面は銀(無塗装表現)を塗って完成です。 Ki-100I_UBR.jpg(149517 byte)
所属部隊等は不明です。 Ki-100I_P.jpg(122049 byte)
ハ-112-IIの1,350馬力で回しております。 Ki-100I_RUF.jpg(143113 byte)
デカールを貼ってから上面は半光沢、下面は光沢クリアをスプレーして、墨入してます。 Ki-100I_LUB.jpg(135764 byte)
せっかく塗装した警戒線ですが、テープを貼ったみたいになってしまいました。
ここまでの写真の第二風防は開状態用の少し幅の広いものを乗せて、 Ki-100I_LSF.jpg(37998 byte)
ここからの写真では、もう一つ付いていた閉状態用の幅ピッタリのものを乗せました。 Ki-100I_RBS.jpg(29905 byte)
元は飛燕でFw190も参考にした機体であることが感じられるアングルです。 Ki-100I_LSS.jpg(36617 byte)

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