RODEN 1/72 ソッピース F1 キャメル/ベントレー
第一次世界大戦で最も有名で成功した戦闘機のひとつであるソッピース・キャメルは1917年から1918年の間に 5,500機以上が生産されました。
初期の機体のエンジンは110馬力のル・ローヌでしたが、より多くの機体が130馬力のクレルジェ9Bを搭載してい ました。戦争の激化に伴って本機の生産もピークを迎えましたが、ベントレーの創業者であるウォルター・ベン トレーが開発したアルミ製ピストンをクレルジェ9Bに応用することで30馬力の出力向上に成功しました。その エンジンはクレルジェ9Bの改良型とは言えないほどの性能向上を見せましたので、新たにBentley(ベントレー) BR.1の名称が与えられました。
製作の記録です。コックピットです。シートの直後は燃料タンクでしょうか。
尾翼はイモ付けの設計ですので、水平尾翼を貫通するように補強の0.28mmの針金を仕込んでおきます。
上翼を支える支柱にも0.28mmの針金を仕込んで補強します。(仮組状態)
胴体と下翼上面、上翼下面を塗装して、これから結合させます。見え難いですが張り線用の穴も開けてあります。
張り線の0.1mmmのハリスをしっかり固定するために上下に貫通させてます。
瞬着が固まった後で整形しますが、これがチョット面倒です。
プロペラを回転させるためのアッセンブリーです。
軸受けはもう少し長くしたかったんですが操縦桿と干渉するので、これが限界でした。
ここからは完成品です。
脚とプロペラ周りを組付けて完成です。
1918年3月のイギリス空軍第203中隊所属機の仕様で仕上げました。
主翼と胴体にはつや消しクリア、尾翼には半光沢クリアをスプレーしました。
140馬力のベントレー BR.1で回しております。
ホイールは墨入れの黒を少し残してます。
方向舵の3色はデカールも付いてましたが、今回は塗装してます。