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ハセガワ 1/72 フォッケウルフ Fw190D-9

もともとFw190AはBf109の補助戦闘機として開発されましたが、その高性能でヨーロッパの戦場で活躍しました。 しかし、この機体には高度6,000m以上になるとエンジンの出力が不足するという弱点が有りました。 イギリス本土を基地としたB-17やB-24による高高度爆撃が開始されると、高高度性能の不足するA型では満足に迎撃することが出来ませんでした。

そこでタンク技師とその設計チームはBMWの空冷エンジンをユンカースの液冷エンジンに換装して高高度性能を向上させたD型を送り出しました。 しかしベテランパイロットの多くが戦死するなどで、本機の高性能も充分には発揮されませんでした。

製作の記録です。
Fw190D-9_Z11.jpg(27461 byte)

シートベルトはマスキングテープで自作し
インパネのメーターにはUV接着剤を垂らしてます。
Fw190D-9_Z12.jpg(17967 byte)

機内に組み込むとこんな感じですが
下段のインパネは見難かったでしょうね。
Fw190D-9_Z13.jpg(19459 byte)

機関砲の砲口は開口してますが、機首右舷は開口に失敗して銃身部を破損しましたので、外径0.8mm内径0.4mmのアルミパイプに置き換えました。
Fw190D-9_Z14.jpg(182419 byte)
迷彩の境界部とパネルラインに予め塗料を乗せておいて、その枠の中を塗り絵します。 Fw190D-9_Z15.jpg(189071 byte)
墨入まで終わって、デカールのために光沢クリアをスプレーしました。
Fw190D-9_Z16.jpg(18320 byte)

国籍マークは中抜きの十字です。
できるだけ透明フィルムを貼りたくないので、4つのL字を切り出します。
そして、その残りの台紙を両面テープで貼り付けて基準にします。
Fw190D-9_Z17.jpg(57611 byte)
全長15mm直径2mmのプラ丸棒にプロペラ軸穴を貫通させて軸受けにしました。

ここからは完成品です。

Fw190D-9_UFR.jpg(194777 byte)
半光沢クリアをスプレーして完成です。 Fw190D-9_UBL.jpg(190601 byte)
マーキングは1945年4月の第2地上攻撃航空団司令 ハンス・ウルリッヒ・ルーデル大佐機です。 Fw190D-9_P.jpg(134454 byte)
ユンカースJumo213(水・メタノール噴射時2,240馬力)で回しております。 Fw190D-9_LUF.jpg(182526 byte)
スピナーの渦巻きは無事にデカールが貼れました。 Fw190D-9_RSF.jpg(37430 byte)
ピトー管は作業中に折損しましたので、0.6mmの真鍮パイプ+0.3mm真鍮線で置き換えました。 Fw190D-9_BRU.jpg(131981 byte)
垂直尾翼の鉤十字は付属のデカールを使いましたが、少しオーバーサイズのように思えます。 Fw190D-9_LSF.jpg(34912 byte)
垂直尾翼のモットリングは上面色それぞれに少し下面色をまぜて筆塗りしてます。 Fw190D-9_FRS.jpg(28428 byte)

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