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ACADEMY 1/72 カーチス SB2C-4 ヘルダイバー |
カーチスSB2Cヘルダイバーは、第二次世界大戦中に活躍した艦上偵察爆撃機で、1938年にアメリカ海軍が示した 次期艦上爆撃機試作競争審査に応募し採用された機体です。 初飛行は1940年の12月でした。 当初はSBDドーン トレス艦上爆撃機の後継機として期待も高かった機体ですが、海軍の要求に有った「1台のエレベーター上に 2機搭載可能」という条件に忠実に従ったため、2,000馬力級エンジン搭載機にしては外観的にズングリした スタイルとなり、これが機体に無理を生じさせて、制式化の際には800箇所以上の設計変更を余儀なくされまし た。 それにも拘わらず太平洋戦争中期から終戦にかけて7,000機以上も生産され、第一線で使用されてきたのは 、この機体の搭載能力と航続距離が数々の欠点を打ち消すほど優れていたからに他なりません。 主要武装は、胴体下部の爆弾槽に搭載可能の最大1,000ポンド(454Kg)の爆装であり、主翼には20mm機関砲2門、 コクピット後方には7.7mm旋回式機銃2挺を装備していました。 1945年初めから登場した新型のSB2C-4の主な 改良点は、主翼下面に8箇所設けられた5インチロケット弾架で、ロケット弾の代わりに1,000ポンド爆弾を増加 装備することも可能で、翼下にレーダーアンテナを装備した機体も有りました。 またフラップ兼用ダイブ ブレーキは本型から穴開き式となり、合計2.045機が生産されました。 ヘルダイバーの初出撃は1943年11月の ラバウル空襲で、その後はF6Fヘルキャット、TBFアベンジャーと共にアメリカ海軍艦載機トリオの一角として、 大戦後半の主力艦上爆撃機として活躍しました。 |
1945年6月 空母シャングリラの第85爆撃飛行隊所属機の仕様で仕上げました。 |
全面グロスシーブルーです。 大戦機でもコーションデータは沢山ステンシルされていたようです。 |
ライト R-2600-20「サイクロン」の1,900馬力で回しております。 |
キャノピーの可動部分は接着しないで乗せているだけです。 フラップ(急降下ブレーキ)の穴は赤で墨入れしました。 |
組立には殆どストレスの無いキットですが、脚カバーの取り付けは少々苦労しました。 |
右舷の空中線引き込み線はキャノピーと干渉してます。 張らないのが正解かもしれません。 |
胴体内の爆弾槽には500ポンド爆弾2発が納められています。 この開き具合だと投下時に爆弾が扉と当たってしまいそうですが。。。。。 |
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