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MONOGRAM 1/72 グラマン SA-16B アルバトロス(復刻版) |
グラマン社のアルバトロスはアメリカ戦術空軍の世界中の航空救難部隊で使われた初期の馬車馬的な機体です。 1944年のアメリカ海軍の試作指示に応えるために、グラマン社は第二次大戦中に使用されていたグラマン・グー ス飛行艇、J2F-5ダック飛行艇やフロート付きF4F戦闘機の試作などの飛行艇経験を生かして、より大型で高性能 な飛行艇G-64を1947年に完成させました。 この海軍の要求によって開発された機体をいち早く空軍が救難機 SA-16Aとして採用し、その後に沿岸警備隊UF-1G、海軍向けUF-1となりました。 この無骨な水陸両用機は陸上や水上から運用可能なばかりでは無く、氷雪地域での救難任務のために特別な改造 もされました。 さらに、危険区域からの離陸性能を向上させるためにJATO(Jet Assist Take Off)が装備される こともありました。 世界中の航空救難部隊によって成し遂げられた劇的な救難任務の背景には本機の頑丈なとこ ろがあったのは間違いなく、それ故に乗組員によってしばしばダンボのニックネームで呼ばれました。 レーダーと偵察員の両方によって広範囲な捜索が可能であったアルバトロスは至る所に救助の手をさしのべるこ とが可能であり、航空救難部隊のモットーであるThat Others May Live(他者を生かすために)を実践することに 貢献しました。 アルバトロスの乗組員は機長、副操縦士、航法士、航空機関士、通信士、航空医学官あるいは落 下傘降下救助部隊で構成されます。 アルバトロスは10〜15名の救助者を乗せて離水することが可能であり、40人 分の臨時シェルターや医薬品を備えたAir Rescue Kitを投下することが可能でした。 このキットは随分昔にモノグラムから発売されたものの復刻版です。 |
アメリカ空軍の航空救難部隊所属機の仕様ですが、部隊の詳細は不明です。 |
全面に凸リベットがびっしり打たれています。 翼端灯は透明エポキシ接着剤を盛り上げました。 |
ライト R-1820-76 1,430馬力の2基で回しております。 |
脚はメインもノーズもリトラクタブルのギミック有りです。 メインがここまで格納できるのはチョット感動です。 コクピットの窓はクリアパーツですが、胴体窓は透明エポキシで作りました。ホコリと気泡でイマイチです。 |
救命ボートに乗った要救助者と浮き輪を投げようとする救難員が付いてます。 フィギュアの塗装は適当です。 |
後部のドアは填め込み式です。 テイルヘビーですが、昇降用はしごが尻餅になるのを防止してます。 |
デカールはベースの紙の色が写ったのか、黄ばんでいますし。 マークソフターを使ってもなかなかリベットに馴染んでくれませんでした。 |
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