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ハセガワ 1/72 ユンカース Ju88A-4

ユンカースのJu88はドイツ航空省の高速爆撃機製作の要求に答えて生産された機体で、1936年12月に初飛行しまし た。 水平爆撃と急降下爆撃の両方の能力を持ったドイツの主力爆撃機として使用され、特に大戦中期以降に ハインケルHe111が第一線を退いてからは、この穴を埋める活躍を見せました。 設計時点から多用途性を考慮され ていたため、爆撃機の他にも護衛戦闘、夜間戦闘、対地対艦攻撃、偵察、海上艦隊護衛、補給物資投下、グライダ ー曳航、爆撃先導、果てはミサイル誘導母機まで多種多様の任務をこなすことになりました。 その結果、開戦当初 から大戦終了まで使用され、総生産機数はBf109、Fw190に次ぐ約15,000機に達しています。

当初量産された4座の爆撃機型(A型)は1,800kgの爆弾を搭載できましたが燃料搭載量が少なく航続距離が短か ったため、後に爆弾倉に燃料タンクを取り付けて燃料搭載量を増やす改造が行われました。 これにより爆弾は翼 下に吊り下げられるようになりました。 前記のように、レーダーを装備した重夜間戦闘機型(C型、G型)や偵察 機型(D型、T型)、対戦車攻撃機型(P型)など数多くの派生型が存在し、大戦末期には「ミステル(宿り木)」 無人誘導ミサイルに改造された機体も多数ありました。 Ju88A-4はA-1の全幅を18.375mから20.08mに伸ばした機体で、1940年夏頃から部隊へ配属されました。 自重は増 えましたが、エンジンを高出力のJumo211F/Jに換装したことから最大速度はA-1を上回る性能を見せました。

Ju88A-4_URF.jpg(128438 byte) ロシアでの第51爆撃航空団 第8中隊所属機仕様で仕上げました。
Ju88A-4_ULB.jpg(124098 byte) 迷彩塗装はダークグリーンを全面に塗って、テープでマスキングしてブラックグリーンを塗りました。
Ju88A-4_LUS.jpg(123187 byte) 迷彩の境界には段差が発生しますが、2000番のペーパーでならしてやりました。
Ju88A-4_P.jpg(85502 byte) Jumo211F/Jの1,410馬力を2基で回しております。
Ju88A-4_FRZ.jpg(98260 byte) 胴体内の爆弾槽は燃料タンクに転用されたので、爆弾は機外搭載されています。
Ju88A-4_LSF.jpg(179861 byte) 主翼下面の塗り分けラインはパネルラインでもう一本分内側が正解でした、
Ju88A-4_RSS.jpg(193981 byte) キャノピーは三分割されており、枠も多いので苦労しました。
空中線は0.1mmのテグスを張ってタミヤのガンメタルを塗りました。
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