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EASTERN EXPRESS 1/72 スーパーマリン S-6B

スーパーマリンS-6Bは1931年のシュナイダートロフィーレースに優勝した機体です。 シュナイダートロフィーレースは水上飛行機の スピードレースで、フランスの富豪ジャック・シュナイダーが水上機・飛行艇の発展を願って賞金を寄付したことにより1913年から始 められました。 優勝した国が次の大会を開催し、5年の間に3回優勝した時点でレースを終了し、トロフィーはその優勝国が永久に 保有するとされました。レースは設定された水上の3点上空を通過周回するルールとされ、最初は280km 後に350km の3角形のコー スの速度で競われました。 当初は飛行艇クラブや、飛行機メーカー間のレースでしたが、1920年代に入ると、国が総力を挙げて参加 し、国家の威信と自国の航空技術力を賭けた激しい競争に加熱していきました。 また、当初は先進航空技術国であったフランス、イ ギリス、イタリア間で争われていましたが、技術力をつけたアメリカが参戦しはじめ、フランスは脱落していきました。 1927年まで は毎年開催されていましたが、その後は開発期間を長く取るために隔年開催となりました。

イギリスのスーパーマリンS-5 が1927年にイタリアの連勝を阻止し、次回の1929年はS-6で、1931年はS-6Bが優勝し、イギリスに 永久保持権をもたらし、レースは幕を閉じました。 本機の設計は第二次世界大戦中の名機スピットファイアの設計者であるレジナルド ・ミッチェル、エンジンはV型12気筒ロールス・ロイスR型2300馬力(後のマーリン)で最高速度は625km/hを誇りました。

S-6B_UFR.jpg(144284 byte) 表面がざらざらしてましたので基本的に全面をサンディングして、筋彫りを入れました。。
S-6B_UBL.jpg(162394 byte) レーサーなんで墨入れや汚しは一切してません。
S-6B_P.jpg(91903 byte) ロールスロイスR型(2,300馬力)で回しております。
S-6B_RSU.jpg(130417 byte) デカールが使いものになるかどうか不安でしたが、少し厚くて馴染みが悪いことを除けばOKでした。
方向舵の下の部分も一旦はデカールを貼りましたが、結局塗装でやり直しました。
S-6B_LFS.jpg(95786 byte) 張り線は全て0.2mmの真鍮線です。 イモ付けは避けたかったので、端は穴を開けてやりました。
しかし、穴の角度と貼り線の角度がピッタリ同じには出来なかったので、部分的にたるんでます。
S-6B_FLD.jpg(86204 byte) さらに張り線した後に、フロートの取り付け角度に問題があることに気が付きました。
言わなきゃ分からないだろうから、そのままにしてます。
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