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DRAGON 1/72 ロッキード P-38J DROOP SNOOT

第二次世界大戦中の多くの戦闘機と同様にP-38も早い時期に戦闘爆撃機へと進化しました。爆弾搭載量は2,000 ポンドが2発で、この値は初期のB-17やデハビラント・モスキートB Mk XVIと同様でしたが、モスキートの透明な 機首先端は爆撃照準に有効だったのに対し、標準的なP-38の機首は透明ではなかったため水平爆撃の精度が限定 されていました。

P-38 Droop SnootはP-38Jの戦闘爆撃機編隊の先頭にたって目標まで導く任務のために開発された機体で、機首の 機銃は爆撃手/航法士席に置き換えられ、先端はモスキートの機首に似たプレキシグラス製のノーズコーンになり、 ノルデン照準器が装備されていました。 ロッキードの工場で23機が改造され、100組の改造キットが生産された と言われていますが正確な数字は不明です。 P-38 Droop Snootが最初に実戦に投入されたの1944年4月10日で、第20戦闘グループの42機のP-38Jを先導して、 ドイツ空軍の基地を攻撃しました。



製作の記録です。
P-38J_DS_PCK.jpg(166824 byte) 左:コクピットには鉛の錘を仕込みました。
右:爆撃手席のエッチングパーツやインパネを組み付けました。今回シートとヘッドレストは後回しです。
P-38J_DS_PWGT.jpg(119005 byte)
コクピットの錘だけは足りませんので、胴体前方のエンジン部分にも鉛を仕込みました。
P-38J_DS_PCOMP.jpg(224900 byte) 主立ったコンポーネントを組み立てました。この状態で塗装を始めます。
P-38J_DS_PSIM.jpg(213973 byte) 塗装を始める前にキャノピーの合いを確認すると、前方に大きな隙間が有りましたので、プラ板で埋めてます。
P-38J_DS_PC8.jpg(254528 byte) 今回も田中克自流で塗ってます。 一部未塗装のパネルが有りますが、少しトーンを変えた銀色を塗っていきます。
P-38J_DS_P7F1.jpg(139729 byte)
デカールを貼り始めました。デカールは柔らかめで悪くは無いのですが、右舷の機体番号(7F)を失敗しましたので
手書きに挑戦です。下方に見える100/0の筆で文字の輪郭を描きました。
P-38J_DS_P7F2.jpg(87313 byte)
輪郭の内部を塗りつぶしました。はみ出しも有りますが、銀でタッチアップします。


ここからは完成品です。
P-38J_DS_UFR.jpg(202455 byte) デカールを貼り終えたところで、光沢クリアをスプレーして完成です。
P-38J_DS_UBL.jpg(204034 byte) 1944年のヨーロッパ戦線の機体ですが、所属部隊等の詳細は不明です。
P-38J_DS_P.jpg(177527 byte) アリソンV1719-89/91の1,425馬力×2で回しております。 右舷側の方が少し摩擦抵抗が大きいような。。。
P-38J_DS_FUL.jpg(190327 byte) プロペラは一体ではなくブレードで分割されていましたので、深いピッチで組み付けました。
P-38J_DS_RBU.jpg(181029 byte) 一部のパネルは銀色(No.8)に黄色(No.329)を少し混合して塗ってみました。
ここから見える「7F」は手書きした方です。
P-38J_DS_ULF.jpg(208947 byte) 絞りを変えて少し暗めに撮ってますが、それだけで雰囲気が変わります。
P-38J_DS_FRS.jpg(171232 byte) 外部兵装は増槽が付属してましたが、ジャンクボックスから探してきた爆弾に変えてやりました。
P-38J_DS_LSF.jpg(150690 byte) ノーズアートのデカールを貼りたくて、この機体を選択しました。

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