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ACADEMY1 1/72 ロッキード P-38J |
双胴の悪魔として恐れられたP-38ですが、日本軍のパイロットからは「ペロハチ」と呼ばれてバカにされてい ました。 もともと速度重視の設計の機体でしたので、日本機に格闘戦を挑んだ場合はやられ ることが多かった ことが原因ですが、それも本機の特質に合わせた一撃離脱の戦法が採用されるまでのことであったようです。 本機の試作型XP-38が1939年に初飛行した際に、アメリカ陸軍航空隊は本機が戦闘機の設計を将来に向けて飛躍さ せるものであると認識するに至りました。 時速325マイルの戦闘機が極めて速いと考えられていた時代に、本機 の時速400マイルを超える速度は、敵味方を問わず関心を持つ全ての人に衝撃を与えました。 第二次世界大戦の 初期において本機は、まるで歯が生えてくるように発生する数々の問題を経験しましたが、それらが一つ一つ全 て解決されたことで、本機の後のバージョンをして、本物の長距離護衛能力、もしくは重武装搭載能力を併せ持 つことが可能な恐るべき戦闘機たらしめたのです。 第475戦闘航空隊のパイロット達はチャールズ・リンドバー グ大佐によって見事な燃料管理の技術を教えられて、南太平洋においてうらやましがられる程の記録を樹立しま した。 |
1944年6月イギリスでの第20戦闘航空軍 第55戦闘飛行隊 リチャード・ローナート中尉の乗機仕様で仕上げました。 |
上面色はミスターカラーNo.12のオリーブドラブですが、写真ではかなり緑色に振られてしまいました。 |
アリスン V-1710-111/-113 液冷V型12気筒 1,475馬力×2基で回しております。 |
機首の銃身は0.8mmのアルミパイプで置き換えました。 プロペラブレードは艶有りで塗装して、デカールを貼った後に艶消しコートしています。 |
左翼上面の国籍マークはデカールですが、白い部分をエナメル塗料でタッチアップしてます。 各翼の後縁は出来るだけ薄くなるようにヤスリ掛けしました。 |
チョット分かり難いですが、エンジン側面の内側には脚を確認するための楕円形のミラー?が装着されています。 スピナーとカウリングの間隔が広くなりすぎました。プロペラを円滑に回転させるためとは言え、液冷はいつも悩みます。 |
機首には鉛板で錘を入れています。 これでも少し足りずに、機首先端にも少し仕込みました。 コクピットもそこそこ再現されています。 |
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