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ハセガワ 1/72 川西 N1K2-J 紫電改

紫電改はその名の示す通り紫電から発達した機体です。 紫電は水上戦闘機強風(N1K1)をベースに開発された迎撃戦闘機で、昭和17年より仮称1号局地戦闘機として開発が行われました。 昭和17年12月31日に試作機が初飛行しましたがエンジンのトラブル、VDMライセンスプロペラの不調、中翼式による主脚の不調等の問題を抱えておりました。 しかし事実上当時の日本海軍には、他にアメリカ軍戦闘機に対抗できる機体もなかった為、改修を繰り返しながら生産され、昭和19年10月に制式化されました。 紫電の識別番号は元になった強風の番号に局地戦闘機を表す-Jを付けてN1K1-Jとされました。

紫電の脚不調の原因であった中翼を低翼としエンジンの直径に合わせて胴体スリムに再設計したものが紫電改(N1K2-J)で、試作機が昭和18年末に完成し、昭和20年1月には制式採用されました。 当時の日本戦闘機としては防弾装備やエンジン出力、自動フラップなど見るべき点は多く、本機を採用した一部の部隊が勇戦していました。 生産は紫電(N1K1-J)が1007機、紫電改(N1K2-J)が約450機でした。

image001.jpg(155428 byte) 第343 海軍航空隊第301 飛行隊の鷲淵孝大尉乗機のつもりです。
image002.jpg(155564 byte) デカールの上からも墨入れしてみました。
image003.jpg(85568 byte) 中島の誉エンジン(頑張っても2000馬力弱)で回しております。
image004.jpg(99945 byte) 下面色は銀色です。 翼端灯はクリアパーツのランナーで作りました。
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