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SMER 1/72 イギリス海軍 フェアリー(Fairey) フルマー(Fulmar) |
イギリス空軍が最初の型のスピットファイアーとハリケーンを受け取った1930年代半ばにイギリス海軍も、その航空母 艦に搭載する同様な機体を必要としていました。 この目的のための機体としてスピットファイヤーやハリケーンのような単 座機は不適当とされていました、というのも当時は航空母艦に搭載する戦闘機は複座であることが原則とされていたから です。 おそらく戦闘機は偵察任務も兼ねていたことと、航法が必要であったからだと思われます。 イギリス海軍省から機体開発のオーダーを受けたフェアリー社は軽爆撃のバトルをベースに開発を始めましたが、試作 機が飛行したのはオーダーから随分と時間が経った1940年の4月でした。 フルマーは主に地中海で作戦に従事し、イタ リア空軍とは互角に戦えましたが、ドイツ空軍がこの地域の戦闘に参加するようになると、その高速性に対抗するにはフ ルマーI型の機動性は十分ではありませんでした。 地中海での船団輸送任務やアフリカや中東での偵察任務に加えて、フ ルマーはドイツ戦艦ビスマルクの追跡にも使用されていました。 1942年2月に803,806 中隊がセイロンに派遣された際 には日本軍とも戦っています。 フルマーの生産は1943年2月で終了し、さらにパワフルな機体に道を譲りましたが、終戦 まで練習機として使用されました。 |
1942年の空母ビクトリアス配備の第809 中隊所属機仕様で仕上げました。 |
イギリス海軍所属ですが何故か国籍マークに星が有ります。 |
ロールス・ロイスのマーリン30(1300馬力)で回しております。 |
翼端灯に加えて機首下の三色のライトも透明ランナーから自作してます。 |
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