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RODEN 1/72 フォッカーDR.I レッドバロン |
世界で最も有名な第一次世界大戦時のドイツの戦闘機フォッカーDr.Iはレッドバロン(リッタマイヤー マンフレッド フォン リヒトフォーフェン)の乗機として歴史に登場しました。リヒトフォーフェンの 撃墜数はトータル80機ですが、20機がこのDr.Iでの戦果と言われています。 1917年の始めにソッピースの三葉機が登場すると、この機体はアルバトロスD.IIIの強力な対抗馬になり ました。当時D.VI複葉機の開発中であったフォッカー社は新たに三葉機の開発命令を受けました。当初 ドイツ空軍はソッピースの三葉機をコピーするように提案しましたが、フォッカー社はD.VIを短期間の うちに三葉機に改造し、1917年の8月には二機の初期生産機を試験のために戦場に送ることができました。 この新型機は、その信じられない程の機動性によって、パイロット達から最高の評価を得ることが出来 ました。ところが9月になってこの機体による事故が発生し二人のパイロットが命を落としましたので、 、Dr.Iは調査のために飛行禁止になりました。実際Dr.Iは操縦が難しく、パイロットの僅かなミスも許さ ない厳格な機体であり、加えて主翼の強度に不具合も見つかりました。翌月にはDr.Iの部隊は戦線に復帰 しましたが、この時点でDr.Iが連合軍の新型で強力な多数の戦闘機に対抗出来ないことは明らかでした。 本機は約300機が生産され、その多くは戦争終結まで任務に就いていました。 |
1918年3月西部戦線のマンフレッド フォン リヒトフォーフェンの乗機です。 |
工場出荷時は全面下面色の塗装だった様ですが、戦場でオリーブドラブを乱暴に 筆塗りし、リヒトフォーヘンのために上翼や胴体後半を赤く塗ったようです。 レッドバロンは全面赤だと思っていたんですが、全面赤より余程目立った配色ですね。 |
Oberursel URII 110馬力でエンジンも一緒に回しております。。 クランクシャフトは機体に固定され、プロペラはシリンダーに取り付けられています。 エンジンそのものがフライホイールになることで振動が減少し、冷却効果の向上が有ったようです。 |
主脚の間も翼の役割を担っていますので三葉機より三葉半機の方がより相応しい呼び方でしょうね。 下翼と垂直尾翼はイモ付けの設計です。両方とも金属線で補強しましたが、垂直尾翼を持つのは危険な状態です。 |
主翼のエルロンの操縦索は曲げた真鍮線です。 |
尾翼も真鍮線で操縦索を作ってみましたが0.2mmでも太すぎました。 |
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