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Cyberhobby 1/72 グラマン F6F-5N ヘルキャット |
F4Fワイルドキャットが、当初のもたつきから脱却してようやくアメリカ海軍主力戦闘機としての地位を築きつ つあった1941年6月にグラマン社はF4Fの全般性能を向上させた後継機F6Fの開発をスタートさせました。 しかし、これはアメリカ海軍がF2Aバッファロー、F4Fワイルドキャットの真の後継機として発注した機体ではな く、当時アメリカ海軍最初の2,000馬力級艦戦として話題になっていたF4Uコルセアが万一失敗した場合に備えて の保険でした。 これがF6Fの全てを決定したと言っても良く、いたずらに高性能を狙った斬新な機構は採用せず 、全ての面で常識的な悪く言えば新鮮味の無い設計にせざるを得ませんでした。 しかし、これが逆に幸いして 開発スタートから1年後の1942年の6月26日にはXF6F-1が初飛行しています。 本機は癖がなく未熟なパイロットにも扱いやすい操縦性と生残率を高めるパイロット背面の堅牢な装甲板や自動 防漏タンクなどの装備に加え、見た目に反して日本軍搭乗員にも一目置かれるほど運動性能が良好であり、格闘 戦を得意とする日本の戦闘機を撃破するには最適の機体でした。 折畳み式の主翼を備え一隻の航空母艦に多数が 搭載可能であったこともあって大戦中盤以降は機動部隊の主力戦闘機として活躍し、日本の航空兵力殲滅に最も 貢献した戦闘機となりました。 レーダーを搭載したタイプのF6Fは、TBFアベンジャーと組んで、対潜攻撃のハンター&キラー戦術におけるハンター (捜索担当)機としても活躍。 また単座艦上戦闘機でありながらレーダー装備の艦上夜間戦闘機(F6F-5N)として も運用されました。 |
製作の記録です。 |
コクピットは見えないところまで再現されてますがメータ類は凹んでいるだけです。デカールが欲しいです。 |
エンジンは仮留めしてコクピットとエンジンの捕機類を胴体に組み込みます。 プロペラ軸になる真鍮パイプはエンジンに組込済みで直後の捕機の中にストッパーが収まります。 |
主立ったコンポーネントの組立と整形が終わりましたので塗装に掛かります。 |
全面グロスシーブルーに塗装してデカールを貼りました。 |
ここからは完成品です。 |
主翼は折り畳み状態を選択しました。 |
1945年に航空母艦ホーネットIIに配備されていたVF(N)-76中隊の仕様で仕上げました。 |
プラット・アンド・ホイットニー R-2800-10Wの2,000馬力で回しております。 |
左翼は接着しましたが、右翼は接着しないで差し込むのみにしました。 |
長砲身機関銃の銃口は開口されています。 |
脚柱も細かい部品分割でタイヤは自然と逆ハの字になるようになってます。 |
主翼を上方に折り畳むよりもコンパクトに格納できそうです。 |
折り畳みのための主翼の分割ラインは複雑ですが、ヒンジは一つしか使ってないようです。 |
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