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ハセガワ 1/72 ダグラス A-1H スカイレイダー

A-1スカイレーダーは、1945年に原型機が初飛行してから23年の間、第一線で活躍したアメリカ海軍最後のレシ プロ艦上攻撃機です。 AD-1からAD-7(A-1J)まで7シリーズと多くのバリエーションを持つスカイレーダーは、 合計3,180機が生産され、朝鮮戦争からベトナム戦争まで長期間に渡って空母上に配備されました。 A-1H(AD-6) はシリーズ中最高の713機が生産されました。

ベトナム戦争では、攻撃機の主力はA-4スカイホーク、A-6イントルーダー、A-7コルセアII等のジェット艦上攻撃 機でしたが、航続距離が長く固定武装の20mm機関砲と第二次世界大戦の重爆撃機にも匹敵する爆弾等の搭載量を 活かして、コンバット・レスキュー・ヘリコプターの護衛を主任務とし、数多くのパイロットの救助に出動しま した。 その中で、アメリカ海軍のVA-25とVA-176のスカイレーダーはジェット戦闘機のMig-17と交戦し、それぞ れ一機を撃墜するという戦果をあげています。



製作の記録です。
A-1H_CKP.jpg(181470 byte)
セオリー通りコクピットから組立を始めます。シートベルトはマスキングテープで作りました。
A-1H_PASSY.jpg(302398 byte) プロペラ軸は0.8mmの真鍮線、これを外径1.1mmの真鍮パイプに通し、さらに直径2mmのプラ棒に穴を開けて通します。
エンジンの中心の穴はプラ棒が入るように2mmまで広げます。
最終工程でプロペラのアッセンブリーをエンジンの穴に通して完成させます。
A-1H_BEAM.jpg(167129 byte)
胴体後部下面は少し内側に凹み気味でしたので、ランナーを切った支柱で持ち上げます。
A-1H_B4P.jpg(194408 byte) 下面と動翼に白をスプレーして、機首には黒の防眩塗装を行ったところで、それらをマスキングします。
分かり難いですが、左写真の水平尾翼上面は機体色のクレオスNo.315を既に塗ってあります。
A-1H_MASK.jpg(288892 byte) 全体に機体色を筆塗りした後に、各翼の前縁や機首先端をグレーに塗るためにマスキングします。
A-1H_SHADOWS.jpg(244336 byte) デカールを貼って、半光沢クリアをスプレーしたら、墨入れします。
A-1H_ANT.jpg(120464 byte)
垂直尾翼にはピトー管風のアンテナが一体モールドされていたんですが、
途中で折ってしまいましたので、0.8mmのアルミ管と0.28mmの真鍮線で作り直しました。


ここからは完成品です。
A-1H_UFL.jpg(217531 byte) 空母オリスカニー(CVA-34)に搭載された第16空母航空団(CVW-16)の第152攻撃飛行隊所属機仕様で仕上げました。
A-1H_UBR.jpg(203124 byte) A-1飛行隊のVA-152は1958年に設立され、A-1J退役後1967年に解隊されました。
A-1H_P.jpg(180746 byte) ライトR-3350-26Aの2,800馬力で回しております。
A-1H_RUF.jpg(203269 byte) 排気の汚れはタミヤウェザリングマスターのススを擦りつけましたが、難しいです。
機首の防眩塗装は艶消し黒を塗りましたが、主翼の滑り止め部分はハセガワのフィニッシュシートを使いました。
A-1H_EPipe.jpg(144645 byte)
排気管の出口はピンバイスで開口しました。
A-1H_RFS.jpg(185682 byte) 機関銃の砲口も開口してるんですが、見えませんね。。。。
A-1H_LSF.jpg(182733 byte) 兵装は爆弾とロケット弾ですが、爆弾のパイロンは何となく違和感があります。

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