SWORD 1/72 ホーカー・シドレー ハリアー T.Mk.4N
初めて実用化されたV/STOL機であるハリアーへの転換訓練を行うパイロット用にハリアーを複座にした練習機が設計されました。 複座型では教官用の後席を設けるためにコックピットが延長され、後席は28cm高い位置に設けられました。 機首が拡張されたことによる重心調整のために尾部が延長され、キャノピーの大型化に伴う方向安定性の低下に対処するために垂直尾翼とベントラルフィンが大型化されました。
最初の複座型は1969年に初飛行し、1970年にはT.Mk2としてイギリス空軍に配備されました。 T.Mk2のエンジンをペガサスMk.101からMk.102に換装した機体がT.Mk2Aです。 T.Mk4ではペガサスMk.103が装備されて、延長された機首にはフェランティ社のレーザー測距・目標指示装置(LRMTS)が搭載されました。 ハリアーをAV-8Aとして導入したアメリカ海兵隊でも1976年にTAV-8Aとして複座型を導入しました。
イギリス海軍のパイロットは当初は空軍のT.Mk4で訓練を受けていましたが、1984年には海軍向けのT.Mk4Nが配備されました。 T.Mk4Nのシステムはシーハリアーと同様でしたが、単座型のシーハリアーには搭載されていたレーダーは複座型には搭載されませんでした。 1990年代初期に第一世代のハリアーが退役すると同時に複座型も部隊から姿を消しました。
製作の記録です。
このキットにはエッチングパーツが一枚とレジンパーツが一つ含まれます。
レジンパーツはスピードブレーキの収納庫です。

コックピットの各パーツを組みました。インパネとサイドコンソールとシート回りがエッチングです。

コックピットフロアーとインテークとスピードブレーキの収納庫を挟んで胴体左右を貼り合わせます。
申し訳程度の位置決めピンがモールドされてますが、当てにならないのでプラ板で接着ベロを付けました。
シートとインパネは後で組み込むことができるので外してあります。

接着線の処理が必要な部品を貼り合わせました。

胴体のラインの深彫りが終わりましたので、コクピットの仕上げに掛かったところで問題が発覚しました。
前席のインパネのカバーが大幅にオーバースケールでしたので修正します。