前に戻る | 案内所に戻る |
ハセガワ 1/700 日本海軍 古鷹(旧版) |
竣工当時の古鷹は20cm単装砲6門と魚雷発射管12門を搭載するなど、当時の各国の同級巡洋艦の攻撃力を遙かに凌いで いたためその出現は驚異的と受け止められました。 古鷹は本来2番艦だったのですが、1番艦加古の竣工が遅れたた めネームシップとされた経緯があります。 古鷹は軍縮条約の制限の下で建艦されたものでしたが、ワシントン、ロン ドンの軍縮条約も期限切れが迫ってきたこともあって7100トンの制約を取り払い本格的な巡洋艦に生まれ変わるべく 近代化改装工事を受けることになります。 これは昭和12年(1937年)3月から昭和14年(1939年)4月までの約2年 をかけた大改装工事となりました。 主な改装ポイントは主砲塔の換装。20cm単装砲6門を連装砲塔3基に納めること と揚弾装置の近代化でした。 さらに固定式の魚雷発射管を旋回式の4連装発射管2基に換装、カタパルトを呉式二号 三型に換装、そして艦橋設備を大幅に近代化することなどで、軽巡洋艦の面影を残していた艦容は一変し堂々たる重巡 洋艦へ生まれ変わりました。 昭和16年(1941年)9月には舷外電路も装着され出師準備が完了し、太平洋戦争へと突 入します。 開戦時、古鷹はグァム島攻略作戦を支援、翌昭和17年(1942年)1月には遠く南太平洋に進出、ラバウル 攻略作戦に参加しています。 その後珊瑚海海戦にも参加し、第一次ソロモン海戦においては他の重巡と協同して敵重 巡4隻を撃沈しました。 サボ島沖夜戦では他の巡洋艦や駆逐艦と協同して敵駆逐艦1隻を撃沈し、軽巡1隻、駆逐艦 1隻を大破させましたが重巡ソルト・レーク・シティの集中砲火を浴びて沈没しました。 |
主砲の防水布は紫外線硬化型パテを盛り上げました。 |
張り線は伸ばしランナーですが、少し太かったようです。 |
主砲口は0.3mmで開口してます。 第二砲塔のアンテナ支柱は0.28mmの真鍮線です。 |
手摺りの支柱は0.28mmの真鍮線で、ロープの方は0.05号のハリスで作りました。 |
前に戻る | 案内所に戻る |