前に戻る 案内所に戻る 次に進む

Revell 1/72 フォッケウルフ Fw190A-8 R11

フォッケウルフFw190はドイツ空軍でメッサーシュミットMe 109に次いで2番目に大量生産された戦闘機です。 当初はこの Me109を補完する機体として計画され1942年から1945年の間に19,999機が生産され、そのうち13,365機が夜戦型を含む戦 闘機型でした。 エンジンについては液冷型に比べて空気抵抗が大きいことや、離着陸時の視界が悪くても、被弾時の生存性 が高いことや多量に調達可能であったことからBMWの二重星型空冷エンジンが選定されました。

1939年6月1日にはプロトタイプが初飛行し、翌年の冬には数機の初期生産型がレヒリンのテストセンターに送られ、ドイツ 空軍パイロットによって実戦への適合性が試験されました。 1944年の2月からはA-8型から1,344 機が重戦闘機として生産さ れました。 R仕様と呼ばれるこの派生型の中でR1は対爆撃機迎撃用に造られたタイプで、20mm砲2門を一組にしたガンパック を両翼下面に装備し、携行弾数は各銃に125発で計500発となっていました。

Fw190A-8_R1_UFR.jpg(158227 byte) 組説には1945年5月のBad Aibling(バート・アイブリング)とありました。 敗戦間際の珍しい単色塗装です。
Fw190A-8_R1_UBL.jpg(170460 byte) 現在のBad Aiblingは人工衛星の通信傍受を行っている施設が有るところらしく、戦争中に何が
行われていたかは分からないのですが、何らかの研究施設が有ったのではないかと思ってます。
この機体も何かの試験機かもしれません。
Fw190A-8_R1_P.jpg(138712 byte) BMW801(2,000馬力)で回しております。 排気による汚れを入れてみましたが、チョットやりすぎかも。
Fw190A-8_R1_RDF.jpg(94636 byte) 主翼下に機銃ポッドを増設したタイプです。
Fw190A-8_R1_BLS.jpg(176478 byte) 頭デッカチですが、後にいくに従って胴体幅は絞られています。
Fw190A-8_R1_FLZ.jpg(136285 byte) スピナーの渦巻きは弾が当たらない「おまじない」だそうです。
前に戻る 案内所に戻る 次に進む