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マンデルブロー集合

ある複素数Cについて、0を始点にして「2乗してCを足す」という操作を繰り返したとき、絶対値が無限大に発散しない複素数C全体からなる集合をマンデルブロー集合と言いますが、その前にもっと単純な条件を考えます。

すなわち初期値をCとして、ひたすら2乗を繰り返すというものです。 この条件ではCの絶対値が1未満では0に収束し、1ならどこまでも絶対値は1、1を超えていると無限大に発散します。 これを複素平面上にプロットすると、収束する集合と発散する集合の境界は半径1の円という非常に単純な図形になります。

しかし、先のように「Cを足す」という条件が加わると、その境界は非常に複雑な図形になります。

アプリケーションの説明
Mandelbrot_main.JPG(35388 byte)

画像の各画素に相当する複素数をCとして計算を行い、収束する場合は黒、発散する場合は、その発散速度に応じて色分けして描画します。 起動したときは、実軸も虚軸も-2.1から2.1に設定されており、画像をドラッグするとその四角い範囲を含む正方形の領域について再計算・描画します。

「Reset」ボタンを押下すると領域が起動時に値に戻り、「Return」ボタンを押下すると一回前の領域に戻ります。

You Tubeにアップされていたチュートリアルを参考に作りました。

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